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PEOPLE

社員紹介

学び、行動することが活躍のフィールドを広げる

ファシリティ設備課

2015年 電気工学科 卒業

谷口 悠 YU TANIGUCHI

施工管理会社にて工事管理を担当。設備管理への興味、半導体の生産に貢献したいと考えNECプラントエンジニアリングに中途入社。現在は水処理設備の設備保全・増産、さらには環境事務局も担当。

水処理設備から半導体の生産を支え、環境にも配慮する

純水供給・回収・排水などの水処理設備を担当しています。半導体の生産に使用される純水(不純物が極端に少ない純度の高い水)が要求されるスペックを満たしているのかという水質管理をしています。また、使用した水は排水処理され、国が定めた基準値以下であることを確認した後、下水へ放流しています。
そのほかにも、古くなった水処理設備の更新を中期的に検討することや、設計・施工管理、品質異常対応などを行っています。
半導体工場では様々な薬品を扱っているので、取り扱いを誤らないように環境事務局の担当としても強い責任感をもって取り組んでいます。法的な基準を遵守していることを確認したり、排出量抑制を推進したりするだけではなく、環境保全の旗振りや取りまとめ役として活動しています。

仕事中の様子

仕事を通して学び続ける

水処理設備投資についての私の提案(例えば、場所、大きさ、能力、品質管理方法、金額など)を上長に承認してもらえれば実際に実行できるようになります。
自分が提案したことが協力会社の支援を受けてどんどん形になっていくところが仕事のやりがいとなっています。
提案が再提出となった場合でも、上長からアドバイスをもらえるので勉強、そして自分の成長につながっていると感じます。また、意見や相談しやすい空気を作ってもらえているのも感謝しています。
水処理は覚える知識の量が膨大なので、担当してから3年間ずっと勉強し続けています。参考書も読みますが、その分野のエキスパートである協力会社に直接聞いて教えていただくことも多いです。人から教えてもらうのを待つばかりではなく、自分で行動を起こして調べていくことが大切だと考えています。

インタビューの様子

様々な知識や資格を取得することでフィールドを広げる

当社の場合、国家資格の取得を積極的に推奨していてサポートもしてもらえます。今年は公害防止管理者の4種を受け、来年には1種に挑戦して公害防止管理者になれるように勉強を進めているところです。
現場の知識もそのまま試験に通じるところがあるので、日々の仕事が勉強にもなります。電気工学科出身なので、第三種電気主任技術者の資格など、設備管理の資格はひと通り取得していきたいと思っています。
今後、水処理設備担当としてすべての業務を把握し遂行できるようになったら、ファシリティの他の領域ですが、空調や熱源、電気設備の知識も身につけて、半導体工場のユーティリティ設備をまるごと管理できるようになりたいです。

学生へメッセージ

好奇心を持って、前向きに仕事に取り組んでください。そのような姿勢で業務に励むと、周りの先輩方も大いにフォローしてくれます。知識や経験の身につくスピードは皆さんの取り組み方次第で大きく変わります。

仕事中の様子

SCHEDULE
1日の仕事の流れ

8:30
朝会、昨日分の警報、不具合周知事項の報告を行う
9:00
係内MTG(本日の現場作業、業務内容の共有、注意すべき点を指摘しあう)
10:00
工事現場巡回、打合せ資料作成、不具合現地確認・対応、
増産工事仕様決め、水使用量・水質トレンド確認 等
12:00
昼食
13:00
現場巡回、打合せ
14:00
工事現場巡回、打合せ資料作成、不具合現地確認・対応、
増産工事仕様決め、水使用量・水質トレンド確認、
課MTG、業務委託会社打合せ等
17:00
工事会社夕会 明日の作業内容の報告受
18:00
工事及び不具合対応の進捗確認
19:00
帰宅後、家事を済ませ就寝

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